セイルに、風を流す!!
こんにちわ^ ^
ついに、インストラクターになりました!!
インストラクターからの目線をこのサイトを通じて届けられたらと思います。
今回のテーマは、風に対するセイルの動きです^ ^
よかったら、覗いて行って下さい!!
セイルパワーが一番出る角度がある!
まずは、大事なセイルの適正な角度!!
セイルって閉じすぎても、開きすぎてもパワーが入らなくなります。
だからと言って、
ボードに対して何度の角度にあればいいという訳でもありません!!
セイルパワーって何でしょう??
まずは、そこを考えてみましょう^ ^
セイルパワーとはつまり、「揚力」です!!
揚力の詳しい話は、また今度しましょう^ ^
ちょっと難しい説明で良ければ、こちらをご覧ください↓
話を戻すと、つまり揚力をしっかり出してあげなくては、
セイル本来の力が100%発揮出来ないのです!!
その角度は、風に対して角度が決まって来ます^ ^
そして、セイルによっても角度が異なるため、
またしても、セイル角度は「何度」とはっきり言うことができません!!
ただ、知っていただきたいのは風によってセイルがどのような動きをするのかを
捉えていただきたいと思います^ ^
セイリング中に使用している風を知る!
「真の風」と言う言葉をご存知ですか??
下の写真をご覧ください。
真の風とは、日常生活でも感じれる風!!
止まっているときに感じる風のことです^ ^
ここで、注目してもらいたいことはセイルのゼロ位置。(シバーと言います)
ウインドサーフィンでは、
セイルのゼロ位置から適正な角度に閉じたときに、
セイルパワー(揚力)が100%発生します。
(ゼロ位置から適正なセイル角度は、見かけの風に対しては一定です)
セイルパワーを、ボードに伝えてあげることでボードは推進力を得ます。
次に「進行風」ってご存知でしょうか??
下の写真をご覧ください。
推進力を得たボードは、動き始めます。
速力をベクトルで表現しました。(速度の大きさ)
速力に比例して、進行風というものを受けます。
進行風とは、自分の進行方向から受ける風のことです^ ^
実は、
ウインドサーフィンは、
この「真の風」と「進行風」の合成ベクトルによる風を使っています^ ^へぇ〜
これが、「見かけの風」です。
この「見かけの風」を知った上で、セイルの適正な位置を考えて行きましょう。
そして、見かけの風に合わせて
ゼロ位置も変わっているところにも注目してもらいたい。
真の風と進行風の変化によるセイルの動き!!
ここまで、大丈夫でしょうか??
いよいよ、本題に入って行きましょう^ ^
ボードが推進力を得て、進み出すと速度が上がって来ます。
それに比例して、進行風も強くなって来ます。
するとどうでしょう??
真の風が一定の時、セイルの適正な角度が閉じる方向に動いてるのがお判り頂けるだろうか??
ただ、これはセイルが閉じていく訳ではなく!!
セイルが適正なところをキープしていることになります。
これが、大事なポイントです(≧∀≦)
注目したいのは、ゼロ位置です!!
セイルの適正角度はゼロ位置から一定なので、
ゼロ位置が変われば、セイル位置も閉じる方向に動いて来ます。
さらに、考えて行きましょう。
では、真の風が上がるとどうでしょう??
セイリング中に、急に風が入ってくることってありますよね(*゚∀゚*)?
その時、どのような行動をとっていますか??
セイルが開かされるので、抑えようとしていませんか??
「それは大きな間違えです!!」
それでは、見て行きましょう^ ^
実は、風が強く入ってくる瞬間に何が起きているかというと
見かけの風が少し風上側へ向きます!!
ってことは、セイルは開く方向に動いて正解なのです!!
つまり、セイルが開こうとしているのを抑えてしまうと
セイルの閉じ過ぎとなり、100%のセイルパワーが出せない状態になります。
なので、しっかり走らせたいと思えば、
セイルの適正な角度にしてあげる必要があります。
そして、
速度が上がってくれば、またセイルは閉じられる方向動いて来ます。
最後に!
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
どうでしたか??うまく伝わらない部分もあるかと思いますが、少しづつ情報をアップして行きたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ウインドサーフィンは、
セイルに風を流してあげて揚力を得ることが大事になります。
決して、セイルで風を受け止めてケンカしないようにして行きましょう^ ^
風と仲良くなることが、上達への一歩だと思います。