リグ部
セイル
風を受ける部分(ヨットや帆船で言う「帆」にあたる部分)。
ウインドサーフィンでは、推進力を得るためにとても重要度の高いパーツになります。
マスト
セイルを形成し、セイルから受けた風の力をボードへ伝達する役割を担っています。
こちらもとても重要度の高いパーツになります。
ブーム
実際に、手を添えてリグ部を操作する部分になります。
セイルが受ける風の強弱を調整したり、セイルを前後に傾けたりすることで、速度や進行方向の調整を行います。
このパーツは直接、風を感じることができる部分になります。
さらに、風の力はセイルからブーム、ブームから手に伝わった力は足を介してボードへ力を伝えます。
ここでも、力の伝達が行われます。
ジョイント
ボードとリグを繋ぐとても大事なパーツです。
これこそが、ウインドサーフィンを開発したホイルとジムの歴史的発明となるパーツです。(詳しくはウインドサーフィンの歴史ページへ)
360度どの方向にもリグを倒すことの出来るパーツで、これが発明されなかったら、今のウインドサーフィンはないでしょう。
アップホールライン
セイルを水から引き上げるための紐です。
こちらの道具がないと、海上でセイルを落とした(セイルを落とすとは、通常セイルは海面い対して直角にあるべきですが、手を離してしまうと海面と水平状態になります。この状態になったことを言います。)ときにどうもできなくなってしまいます。なので、とても大切なものです。
バテン
セイルの横方向を形成するものです。上から「第一バテン」、「第二バテン」…と呼びます。
バテンエンド
バテンの張り具合を調整する機構が付いています。
トップ
セイルの頂点です。
ダウンホール
セイルの下部に取り付けられた穴もしくは、滑車。
ダウンホールとジョイントを結ぶダウンホールラインによって、セイルの張りを調整する。
ダウンホールライン
セイル下部より、セイルの張りを調整するための紐。
ダウンテンションの調整する時に使用します。
アウトホール
セイルのクリュー部に取り付けられた穴もしくは、滑車。
アウトホールとブームエンドを結ぶアウトホールラインによって、セイルの張りを調整する。
アウトホールライン
クリュー部より、セイルの張りを調節するための紐。
アウトテンションの調整する時に使用します。
クリュー
ブームエンド側にあるセイルの頂点を言います。
ブームエンド
ブームの後端で、アウトホールと結ばれます。
ブームジョー
ブームをマストに固定するためのパーツになります。
緩すぎも良くないし、締めすぎにも気をつけて下さい。
ドラフト
風をより多く掴むために、設けられたアールで最初の頃はあまり気にする必要はありません。
ドラフトを設けているセイルと設けていないセイルがあります。
ドラフトを設けているセイルは、セイル返しという技術が必要になります。