ウインドサーフィンの歴史

ウインドサーフィンの歴史は、実はまだまだ浅く50年くらいしか経っていないのです。

そして、ウインドサーフィンが、開発されてから日本に入って来るまでがとてもはやいことにも注目です。

 

 

歴史のはじまりは、

サーフィンが好きなソフトウェア会社の副社長であるホイル・シュワイツァー(Hoyle Schweitzer)とヨットが大好きな超音速機の設計家であるジム・ドレイク(Jim Drake)との2人からはじまりました。

 

サーフィン好きのホイルは、

「手で漕がなくても、沖に出れたら楽だろうなぁー」とボヤきました。

ヨット好きのジムは、

「ヨットでも波乗りが出来たら楽しいだろうなぁー」とボヤきました。

(※上記は筆者の想像の世界です。)

この考えがウインドサーフィンの歴史の幕開けです。

 

 

1967年(昭和42年)

2人は、試行錯誤しながらサーフボードの上に帆を張るイメージを突き詰めていきました。

舵のないサーフボードをどのように操作するのか、ジムは、ヨットでもセイルを操作すればある程度は操船ができるということをヒントにリグ部(主にマストとセイル)を動かす発想を思いつきました。

(ユニバーサル・ジョイントの誕生)

この発想は、ウインドサーフィンにとって命ともいうべき歴史的発想とも言えます。

 

 

1968年(昭和43年)11月

この頃「ボードセイリング」と呼ばれ、プロトタイプ「SK8」の初となる試乗会が行われました。

 

 

1969年(昭和44年

この年の9月頃、「WINDSURFER」と称され販売が開始されました。

さらに、日本に初上陸したのは、この頃ともいわれています。

現在では体験人口100万人、愛好者は50万人といわれ、愛好者の平均年齢は男女とも20代後半から30代が中心ですが、40、50代の愛好者も非常に多く、「50代でウインドサーフィンに出会って、60代で現役。」という人もめずらしくありません。

サーフィン、ボディボードなどに比べると大人のマリンスポーツともいえ、また生涯スポーツとしても見直されてきています。

(JWAサイトより転記)

 

 

1971年(昭和46年)

ハワイ・オアフ島の「カイルア・キッド」と呼ばれる青年団を中心に広がりを見せました。

 

 

1972年(昭和47年)

ヨーロッパ・スウェーデンで広がりを見せました。

ドイツではレース大会なども開催されました。

 

 

1980年(昭和55年)

ハワイ・オアフ島のダイアモンドヘッドで、カイルア・ギッドであるラリー・スタンレー(Larry Stanley)とマイク・ホーガン(Mike Horgan)がサーファー艇(SK8)を改良したウェイブ・ライド(波乗り)やファンボード(ジャンプができる)と呼称されるボードが作られました。

これが現在のショートボードの原形となっています。

この頃からボード開発が進みプレーニングを行えるようになりスピードが格段に向上していきました。

 

 

1984年(昭和59年)

ロサンゼルスオリンピックの開催年になります。

ウインドサーフィンが初めてオリンピックのセイリング競技の一種目に正式採用されました。

 

 

1994年(平成6年)

国民体育大会(愛知国体)でセイリング競技の一種に「ボードセイリング」という名称で正式採用されました。

愛知県蒲郡市 海陽ヨットハーバー にて開催

 

 

2005年(平成17年)

PWA(Professional Windsurfers Association)が発足し、「ウィンドサーフィン」が正式名称となりました。

 

 

2011年(平成23年)夏

筆者がウインドサーフィンを始めた年です。

初めて乗った感想は、「めちゃめちゃ感動!!!」もう鳥肌が収まらない感動でした。

今でも忘れませんが、2回目が翌年になるのですが、どうしてもやりたくて2月の葉山でクッソ寒い中、乗艇しました。

教えてくれてた人も寒かったと思います。

その節はどうもありがとうございました。

しかし、当時そんなことは全く気にせず何回も落ちましたが、興奮が収まらず、寒さなんか忘れてました。

もう、虜になってましたね。

その年の夏前には、道具を一式買ってました。

 

 

現在

開発当初に比べ、道具の開発も進み誰でも手軽にできるスポーツになってきたと思います。

弱い風でのんびり楽しむ事やロングクルージング、二人乗りなど、老若男女、子供、個人でも家族でも幅広い人達が楽しめることもこのスポーツの大きな魅力ではないでしょうか。

しかし、ウインドサーフィン人口が減ってるというのも事実だと思われます。バブル崩壊を境に徐々に減ってきてるという話を耳にします。

筆者が味わった感動をもっともっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。

この、サイトを立ち上げたのもそういう意味があります。

windsurf-history

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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世の中がもっと明るくなりますように願いを込めてお送りしております。

 

 

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