専門用語【た行】
た
ダウンウインド(=アップウインド)
帆走によって風下へセイリングすること。
ダウンテンション
タック部のダウンホールラインを引くことでセイルの張りを調整。
セイルによっても違うが、リーチが垂れ始めるくらい引くと良い。風が上がれば、もう少し引きリーチをもっと垂らす。
ちょうど良いところを探すのもウインドサーフィンの醍醐味。
ダウンホール
セイルのタック部に設けられた穴または滑車。
ダウンホールライン
セイルのタック部とジョイントを結ぶことで、ダウンテンションを張るためのライン。
ダガー(≒センターボード)
正式にはセンターボードの一種であり、上から差し込み式のものをいう。(ダガーボード)
だだし、ウインドサーフィンでは、特に区別されないのでダガーでもセンターボードでも通じる。
高潮[たかしお]
干満の現象とは違い、低気圧の接近などによる海面の異常上昇。
タック(リグ部)
セイルのダウンホール側の頂点付近。
タック(=タッキング)
ノーズが、常に風上側を向いて旋回すること。
ラフまたは、アウトレイルを入れることで、ボードのノーズは風上を向けセイルのはらみが失われていく。デッドゾーンに入り、ボードの推進力が失われるので勢いで旋回する必要がある。
ダブルシートベント(=ふた重つなぎ)
2本の太さの異なるロープをつなぎ合わせる時に使う。
一度、締まると解くのが大変。
ち
チューニング
コンディションや技量に合わせて、道具の調整をすること。
潮汐[ちょうせき]
月と太陽の引力に起因する海面の上がり下がり。
潮流[ちょうりゅう]
潮汐の干満により起こる海水の流れ。
チョッピー
風波により、小さな波が多く立ってる状態。
チョップ
風、潮流によって立つ波のこと。
沈[ちん]
海へ落ちること。
つ
ツーハーフヒッチ(=ふた結び)
簡単に結ぶことができ、ロープを張力がかかっても解けにくい。張力がかかっていなければ、解くのも簡単。
て
低気圧
周囲より気圧の低いところ。
地表及び海面付近では、気圧の中心へ向かって反時計回りに風が吹き込む。
艇身[ていしん]
ボードの長さ。
停滞前線
寒気と暖気の勢いが等しく、ぶつかり合って停滞した前線。
春先や秋先に、日本を横断するように停滞する。(梅雨前線、秋雨前線)
低体温症(=ハイポサーミア)
身体の表面だけでなく、身体の中心部の体温が下がることで起こる症状。
筋力低下や思考力が衰えたり、昏睡状態に陥たりすることもある。
ティンバーヒッチ(=ねじ結び)
グリップ力が増すので、円柱状のものなど滑りやすいものに結ぶ時に使う。
テール(=スタン)
ボードの後ろ側。
デッキ
ボードの上面で、人が乗るところ。
デッドゾーン
風上にあるセイリングで推進力を失う風域。360度中90度、1/4はセイリングすることができない。
天気図
通常は、地上及び海上付近の天気図で、気圧配置や等圧線、前線などの情報を得ることができる。
テンション
引っ張る強さ。
と
等圧線(天気図)
天気図上において、気圧の等しいところを結んだ線。
線は、4hPa[ヘクトパスカル]ごとに書かれていて、幅が狭くなるほど風が強くなることを示す。
トップ(波)
崩れる寸前の波の上部。
トップ(リグ部)
セイルの頂点。
ドライスーツ
水が内部に侵入しないように作られたウエットスーツ。
トラッカー
ボード上でセイルの位置を簡易的に調整できる機構。
トラッカーの付いていないボードは、ジョイントボックスが取り付けられる。
ドラッグ
抵抗のこと。
ドラフト
セイルに風を、より多く取り込むために設けられた深いカーブ。
トリム
風位に合わせて推進力を良くするためのセイルの角度。
トレーリング・エッジ(⇔リーディング・エッジ)
翼の後端。フィンやダガーの後端。