専門用語【か行】
か
海上交通安全法
この法律は、船舶の交通がふくそうする海域における船舶交通について、特別な交通法を定めるとともに、その危険を防止するための規制を行うことにより、船舶交通の安全を図ることを目的とする。
海上における船舶の交通について、ちょっとした知識を持つことで、お互いの意思を把握することも大切です。
ちなみに、仕事で船舶を運行してる人もいるので、海上においてウインドサーフィンは弱い立場にあります。お仕事の邪魔をしないように心がけましょう。
海上衝突予防法
国際規則の規定に準拠して、船舶の遵守すべき航法、表示すべき灯火及び形象物並びに行うべき信号に関し必要な事項を定めることにより、海上における船舶の衝突を予防し、もって船舶交通の安全を図ることを目的とする。
帆船ついて定められている部分もあるので、把握しときましょう。
しかし、正式にウインドサーフィンは、帆船ではないので従う必要はないですが、ウインドサーフィンをする上でのルールと同じ部分があるので、是非、目を通しておきたいものです。
海上保安庁
国土交通省に属し、海上における警察や消防活動を行っています。さらに、水路の測量や海図の作成、灯台や航路標識の管理、海上における交通管理など様々な運用を行なっています。
海上における事件、事故、遭難等にあったり、見かけたりしたら海上緊急通報番号「118番」へ通報してください。
カイト(_セイリング)
プレーニング中、風上側へトップを倒すセイリングスタイル。
そのまま、空を飛べそうな感覚になります。
海里[かいり](=マイル)
緯度1分。距離でいうと約1852m
海陸風
海と陸とでは、太陽等による熱の伝わり方が異なるため温度差が生じる。この温度差によって起こる風。
海風[かいふう]と陸風[りくふう]がある。
海風[かいふう](⇔陸風[りくふう])
昼間の太陽によって、地表が温められ陸側で上昇気流が発生する。それにより、海上から冷たい空気が陸に流れ込む。(=オンショア、サーマルウインド)
海流[かいりゅう]
地球規模で発生する海水の流れ、日本には大きく4つの海流が存在する。
黒潮、親潮、対馬海流、リマン海流。
風上[かざかみ](=上[かみ]、⇔風下[かざしも])
風の吹いてくる方向。
風上回り
ノーズが、常に風上側を向いて旋回すること。(=タック)
風下[かざしも](=下[しも]、⇔風上[かざかみ])
風の吹いていく方向。
風下回り
ノーズが、風下を向いて旋回すること。(=ジャイブ)
風波[かざなみ]
風によって、発達する波。不規則に尖っている。
波やうねりは、基本的に風によって発生すると言われているが、その生まれたての波。
ガスティ
風速の変動が激しい状態。
カットオフ
ブームの取り付け用に、セイルのスリーブをカットした部分。
カニンガム
セイルのテンションを簡易的に調整するための機構。
アウトテンションとダウンテンションとを個別に調整できる。
カム
ドラフトを深く設けるために、バテンの延長上に取り付け、大きくカーブを描けるようにマストに食わせるように取り付けられたもの。
カレント
潮の流れ。(=潮流)
陸から沖に向かう、潮の流れをリップカレントという。(=離岸流)
干潮[かんちょう](=満潮[まんちょう])
最も海水面が低くなる時期。
寒冷前線
寒気が暖気を押しながら移動する前線で、前線の付近では激しい雷雨をもたらします。前線通過後には、気温が低下します。
き
気圧
大気圧。地球上における空気の重さによる圧力。
海面上での気圧を1気圧として、1気圧=1013hPa(ヘクトパスカル)=約1kg/cm2となる。
救命胴衣(=ライフジャケット)
身体にしっかりと着用することで、落水してもジャケットの浮力体により浮き上がり呼吸ができるように設計されたもの。
水のスポーツをする際には必ず身につけるようにしましょう。
く
クォーター(=クォータリー)
斜めうしろから風を受けてセイリングしている状態。
一番スピードの出る角度である。
下り[くだり]
風下に向けてセイリングすること。
クラブヒッチ(=巻き結び)
簡易的にマストやブーム等に巻きつけて結びたい時に使う。アウトの余った紐を処理するときに使用します
クリート
シートを止める金具部品。素早く着脱ができるのが特徴。
クリュー
セイルのアウトホールがある部分の頂点。
クリューファースト
通常、セイルのマスト側を前にしてセイリングをするのに対して、クリューを前にしてセイリングする技術。
上級テクニックを習得するためには、クリューファーストを練習しとくと良いでしょう。
クローズ(=クローズ・ホールド)
デッドゾーン手前の一番風上へセイリングしている状態。
はじめたての頃は、見つけるのが難しい。
クローズ・リーチ(=リーチング)
クローズとアビームの間でセイリングしている状態。
クロスオフショア(⇔クロスオンショア)
サイドショアとオフショアとの間で吹く風。
クロスオンショア(⇔クロスオフショア)
サイドショアとオンショアとの間で吹く風。
け
こ
高気圧
周囲より気圧の高いところ。
地表及び海面付近では、気圧の中心から時計回りに風が吹き出す。
港則法
港内での船舶交通の安全と、港内の整とんを図ることを目的に、入出港及び停泊、航路及び航法、灯火等を定めた法律。
国際信号旗
海上において、船舶間での通信に利用される信号旗。
アルファベット26、数字10、代表旗3、回答旗1の合計40枚。
旗、1枚または複数枚の組み合わせによって、国際信号書に記載された意味のある信号になる。
小潮[こしお](⇔大潮[おおしお])
月の形が半月の付近で起きる干満の差が小さい状態。
コンケーブ
ボードのボトム部に設けられた溝で、直進性を高めたり、プレーニング性能を高めたりする。
コンスタント(_な風)
安定している様子。