ウミヘビ(海を回遊するへび)

ウミヘビ

提供 : OpenCage

 

海蛇の特徴

なんと言っても、海を回遊するのが特徴的なへび

ただ、一言に「ウミヘビ」と言っても大きく分けて2種類いる

 

・爬虫類に属するウミヘビ

爬虫類に属するウミヘビにも、さらに多く種類が分けられる

上記の写真に写るのが、「エラブウミヘビ」という種類に当たる

日本で見る、一般的なウミヘビである

爬虫類に属する多くのウミヘビは、シマ模様が特徴的で毒を持っている

(毒は、コブラの数十倍とも言われています)

なので、シマ模様のある海を泳ぐヘビを見つけたら近づかないようにしてください

 

・魚類に属するうなぎ目のウミヘビ

魚類に属するウミヘビは、特に無害で毒を持たない

うなぎやウツボの仲間である

ここで紹介するウミヘビとは別ものである

 

ということで、ここでは爬虫類に属するウミヘビをご紹介します

毒を持つと言っても、性格はおとなしく

下手に手を出さなければ、噛まれることはほとんどないでしょう

私もウミヘビを実際にみたことがあるですが、海の中を悠々と泳いでいました

もちろん恐怖で、一歩も動けませんでしたけど

種類によっては、好奇心から近ずいてくるのもいるみたいです

決して、ウミヘビを脅かさないようにしましょう

 

噛みつかれると、あまり痛みは感じないみたいなのですが

唾液に含まれる毒が身体に回って、麻痺しびれ運動障害呼吸障害等を起こし

やがて、心肺停止して死に至るそうです

 

「とても怖いですね!!」

 

もし、海上でそんなことになってしまったら、溺死の心配も出てくるので

毒を吸い出し、患部から毒が心臓に回らないように止血等の処置を施し

直ちに、陸に上がるようにしましょう!!

 

体長

40〜90cm程度

大きいもので 2m近くなるものもいる

 

 

どこにいる?

熱帯や亜熱帯地域に生息し

日本では、暖かい地域である、沖縄や奄美大島に生息

 

 

応急処置方法

・噛まれた部分より心臓に近い位置をキツく縛る

・毒素を吸い出す(口で吸い出す際は、口内に傷がないこと、また、無理に吸い出さなくてもいい)

・出来るだけ早急に病院へ行く(症状が出てからは遅いです。処置が遅れれば心肺が停止します)

 

 

沖縄では…

古くから食用として食べられています

乾燥させたウミヘビをスープなどにして食します

滋養強壮効果があるとして沖縄の人たちの元気の源となっています

実際に、ビタミン類や必須アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれており

健康食品としても注目されています

 

 

最後に

ウミヘビは大人しい性格で、襲ってくることはほとんどありませんが

できれば、近づかないようにしましょう!

噛まれてしまっては、生死にかかわる問題になりますので、特に注意が必要です

沖縄の海で、ウインドサーフィンが出来たらサイコーだと思います

しかし、そこには危険が潜んでいますので、事前に知識を蓄えていきましょう

 

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